チンチョンチャン!
タイトルで何言ってるかわかんないひと
あとでわかります。
今までは割とマダガスカルで感じたいい側面ばっかりをブログに綴ってきたと思います。
ただもちろん1ヶ月もいればそれ以外の側面も同じように見えてきます。
基本的に何にも考えないでふわふわ生きている人間なんですけどたまには真面目なことも語ってみようかなと。
ARE YOU CHINESE?
海外旅行へ行ったことのある人は多分高確率で
“你好!”
って挨拶されたことが1回でもあると思います。まあ色々あると思いますけどそれって単純に中国人の数がとっても多いことと、単純に東アジアの人間ってやっぱり顔の造形が似通っているからかなと。
海外で中国人とか韓国人と間違えられることに関しては私自身は基本的に何にも思いません。
私たちも東アジアの人間以外を見分けられないのとほぼ同じだと思うしね。 ( 笑 )
マダガスカル滞在中はよく言われました。ちなみに一回”Are you Indian?”も。顔の濃さ故かな。
さあて、ではタイトルの言葉ってなに?
って話ですが。主にこれは中国語の独特の声調?発音?を馬鹿にしたとされるアジア人差別の言葉、だそうです。
一応この存在に関しては海外で活動されている方のTwitterとかで聞いたことがあったから把握はしてた。そして、
私も一度だけ言われました
全然知らないちっちゃい子どもにね。びっくりした。
うーん。やっぱりいい気はしないね。でもこの言葉を知らなかったらきっとスルーしてたんだろうけども。
多分このケースにはいろんなパターンがあると思うのね。例えば、
○「言われて嬉しくない言葉」
って知らないケース
○差別的用語だと知っていてあえて使うケース
例えば「ガイジン」だって今は差別用語とされるてるんだけど知らない日本人だっていっぱい居るはず。そんな感じ。
あえて使うケースについてはこの際無視します。ただ書くのがめんどくさいだけです。すみません。
でもね、「知らない」ってよく考えるとすごく大変なことだなあということを感じました。まあ、その子どもは結構笑いながら言ってたからひょっとしたら知ってて、面白半分で冗談で言ったのかもしれないんだけれど。
話を戻すと。「知らないこと」って、無意識に人を深く傷つけている可能性があるんだなと思いました。例えば日本で使われている差別用語を差別用語だと知らずに使って、勿論こっちには悪気はないんだけれども、実は当事者(?)である聞き手が傷ついたり嫌な思いをしたり。特にLGBTQとかの問題なんかで似たようなケースを聞くような気がする。まだまだ性的マイノリティーであることが「お笑い」へと変換されてしまう社会だから。(最近は少しずつ変わってきたような気もするけどね)
でも「知ってしまう」ってしんどいね。特に社会問題とかって。特に私なんかは高校の時に行ったカンボジアのスタディーツアーが強くてとっても大きいきっかけとなって、今開発途上国の問題とか、平和に関する問題とかに興味があるけど本当にしんどい。考えるのが。大体こういうのって人と人の思いとか利益がかなり複雑に絡み合って生まれてしまったものも多いから。考えたりするのに本当にエネルギーがいる。そして複雑さ故もどかしさも感じる。で、考えることも動くことも辞めたくなる。でも止まっているとすごくそれはそれでもどかしくなって結局また小休止のあとに考え始めるんだけどね。
でもなんかただ「知る」ということだけでもかなり違うのかなって。人間の行動の根底には体験や、今まで見たもの聞いたもの学んだもの、たくさんのものやことが絡んでいるなあと。ひょっとしたらこの社会にあるあらゆる摩擦とかすれ違いとか、「知ろう」とすることで少しでも減るんじゃないかなって。勿論すべてがすべてそうかと言われれば必ずしもそうとまでは言い切れないけれど。
常に学び続けよう
そう思ったちいさなちいさなマダガスカルでの出来事でした。
それではそれでは。