私はまだ世界を知らなさすぎる

神戸の女子大生がとにかくなんかいろいろやってみるお話。

「フツウ」ってさ

Muraho!

日本は急に寒くなったと聞きますが皆さん風邪などひかれていないでしょうか。

ルワンダにいる桂川は只今とても元気です。が、相変わらずSIM問題が解決されず更新は怠り気味です。インタネットオオオオ。(まあ更新してないのはただの怠惰でもある)

 

今日のルワンダはさすが雨季、朝から雨です。特に留学先での授業が始まったりしているわけではない私は今日暇です。本当は来週から始まる授業の膨大な膨大な平和構築に関するリーディング課題をしなければいけませんがいったん目を逸らすことにします。

時間もあるしね、今日はゆっくりなんか普段考えてることを適当にだらだら綴ります。

なんだかんだ言って環境ってすごく大きな要因なんだなあっていうこと、まとめると。

 

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知ってる人はもちろん知っていると思いますがもう一度書きます。

私のこの留学についてです。

 

留学先:ルワンダ (アフリカ)

留学期間:1年

留学目的:前書いた記事ご覧ください (長いよ)↓

https://mutsumik.hatenablog.com/entry/2019/09/11/185524

まあつまりは単なる語学留学ではないってこと

留学形態:日本の大学を休学して留学

 

読んでくれている神戸外大生、それと私の友達は大体知ってたと思いますが私は交換留学や派遣留学ではない形の留学です。

「休学」したい、って初めに父に話したときはしっかり反対を食らいました。ルワンダに行くことに対してはあんまり何も言ってこなかったけど。

やっぱさ、そんな感じで、今はちょっとずつ変わってきてはいるけど世間の「休学」に対するイメージってあんまりよくない気がします。まだ。

まあこれは3年前の、高校生だった私にも言えることですが。念願の神戸外大に合格した私は長期休暇で何回か海外に行って、4年で卒業して就職しようって思ってたんで。

 

「無料で学生生活が一年延びるってそんなラッキーなことはないよマダガスカル

 

これはかの私のマダガスカル行きの背中を押してくれ、そして私に「マダガスカル」というあだ名をつけてくださった先輩の言葉です。

この言葉に私の大学生活4年計画は全部ひっくり返されました。

国公立大学って休学費用掛からないんですよ。神戸外大、そう正式名称、神戸””外国語大学は公立大学なんでもちろん休学費用はかかりません。(在籍年数の制限はあるにしても)

 

この言葉にはっとさせられたのは大学一年の本当に最初の頃でした。

それから色んな外大生と出会いました。

そして私の周りの外大生、ほっとんど休学してた。

大好きなハビタット(部活)の先輩方、マダガスカルの名付け親の先輩、色々と有意義すぎるイベントに誘ってくださった先輩、etc...

Twitterで一回聞いたことがあるんだけど、確か神戸外大って日本でトップクラスの休学率なんよね。たぶん一位が東京外大じゃなかったかな?

 

そうすると気づけば私の中で休学がフツウのこととなっていきました。

そして休学して世界に挑戦していく先輩方を見てあこがれを持つようになりました。

 

そういえば余談ですが休学して5年で大学卒業っていうのがフツウになった時に一回あったのが高校の友達何人かとご飯してた時に「そろそろ就活やな~」って言い始めたのを聞いて(あれ…、インターンやらするにしたって就活って一年後じゃね?あと大学生活2年もあるやん…?※3年生になる前の時)っていう風に大学生活=5年って意識下に刷り込まれていたことに気づいたっていう。

 

まあ余談はそんなもんで置いておいて。

たぶん休学者が溢れかえっている神戸外大だからこそ休学留学に個人的にはあまりハードルもなく、いま私は休学してルワンダにいるんだなって思います。

違う大学を休学してルワンダにきている人もいたりします。

「休学=なんかよくないイメージ」っていうのが私がいる環境においては「フツウ」ではなくって、「休学=ゆっくり自分と向き合う時間」っていう感じ方が私の環境においては「フツウ」なんだな、と思いました。

 

だからね、結局ね、環境ってやっぱり大事なのよ。

この人達との出会いがなければ今私はルワンダにいない。

 

これ私の考えだから賛否両論もあるかもだけれど、「フツウ」ってすごくあいまいな単語で、たった1つの「フツウ」って世の中に存在しないんだなって思います。

よく言うやん、海外に行ったら自分の価値観変えられた、って。それも自分の中の「フツウ」が揺るがされた経験だと思うんです。

たった1つの「フツウ」は存在しないけど、自分の中でのフツウや自分を取り囲む環境においてのフツウっていうのは存在すると思います。まあいいかえると常識、にも近いのかな。

 

確かに物事において最後は自分。本当にそれは間違いない。

けど。

人間って社会で生きている時点で自分自身を形作る大きな要素は紛れもなく「周り」なんじゃないかって。

 

だからいろーーーんな世界を見て、いろんな人に出会って、いろんなことに挑戦してみて、ってしてたら「フツウ」っていくらでも変わっちゃうんだよって。

だから、大学生活、いや終わってからもたくさんの考えと価値観を知りたいなって。

「フツウ」が世の中には色々あるって気づけばさ、もうちょっとお互いに優しい世界にもなるんじゃないかなって。

 

まとまってないけど、なんかそんな感じのことを思っている最近でした。

何が言いたかったって言われるとあんまり目的もないのでそこはあんまり気にしないでください。

なんか部屋にハエが入ってきてイライラするのでここで止めます(笑)

てことで

Bye~