私はまだ世界を知らなさすぎる

神戸の女子大生がとにかくなんかいろいろやってみるお話。

2019年 上半期を振り返ってみた

Muraho!

もうあと数日で2019年も終わりますね。信じられない!!

新年の抱負は間違いなくブログをちゃんとコンスタントにやる。でしょうね。(笑)

まあ年末ということで、正直まだ書いてないこと大量にあるんですが。

とりあえず落ち着いて2019年上半期をゆーーーっくり振り返っていきたいと思います。

 

1月

やっぱり一番大きかったことは成人式!そして1月10日に20歳になったこと。

社会から「大人」として見られるようになった。たくさん人から愛とやさしさをもらった月でした。

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成人式はさ、懐かしの友達に会えた嬉しさ反面寂しさを感じた時でもありました。

高校は中学から自分一人で進学し、大学は地元を離れて。5年もたつとみんな変わったり変わってなかったり。やんちゃだったあの子がパパになってたり。部活の仲間がそれぞれの道を進んでいたり。同じ大学生やってる子や、専門学生、はたまた社会人。

私も私で高校大学と自分自身が変わって、地元と自分自身の間に大きな距離ができたような気がして。

 

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誕生日はたくさんの人に祝ってもらいました。ちなみにいうとピアス留学のための書類を出したのが19歳最後の夜だったので誕生日周辺で寿命を縮めていました。(笑)

誕生日当日は仲良くしてもらってる卒論締切間近の先輩2人と後輩1人にお祝いしてもらいました。「20歳になる瞬間にお酒を飲みたい!」っていう夢を叶えてもらいました。

池しょーさん、さおりんさん、ともか、ありがとう。

そして友達と西宮えびすに遊びに行きました。そしてお酒も飲みました。りな、あまね、楽しかったね。ありがとう。

他にもプレゼントをくれたり、メッセージをくれたり。

私はたくさんの素敵な人に囲まれて過ごしているんだなぁ、と認識させられた日でした。

 

2月&3月

2月3月まとめたのには理由があります。そう。

 

マダガスカルマンス!!!

 

苦戦した黄熱病予防接種。20歳のバレンタインを乗り継ぎのアディスアベバで過ごす。

初1人海外、初アフリカ。鬼のようなフランス語レッスン。マダガスカルの人のやさしさ。マダガスカル、アフリカなんだけれども大陸とはかーなーり違う文化。

そして。

 

まだ助かる…マダガスカル!そーれっ☆

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Misaotra Madagascar! (ミソ―チャ マダガスカル/訳:ありがとう マダガスカル

ルワンダ関連でこのブログを読んでくれている人もいらっしゃると思いますが実はこのブログはもともとマダガスカルに行くときに開設したものです。

もし興味があれば読んでやってください。マダガスカル編。

まあ文章めちゃくちゃにへたくそですが。(どんなキャラでやればいいかわかってなかった)

 

そしてこの3月、マダガスカル帰国すぐにルワンダへの留学が決定します。

 

4月

3回生になってしまった。ついに「上回生」と呼ばれる学年に。

活動している団体、ハビタットの学生支部の代表をバリバリにやっていた時でした。

新歓のために作ったパワポのデータが壊れていました。最近発見しました。泣けます。

 

前年度40人程度だったところに1年生が30人近くも入部してくれてもう私はどうしたらいいのか状態でした。70人規模のボランティアサークル。この小さな小さな大学で。

でもでも本当に楽しかった毎日でもあったな。

 

そして授業、に並行して留学準備。4月はもっぱら提出書類の作成だったと思います。

大学と高校の先生に推薦状の作成をお願いしたり、いろんな書類を大学に発行してもらったり。実家に帰って両親に書類を作成してもらったり。色々色々。

こういうことを思い出すと本当にこの留学は私一人の力でつかみ取った(?)ものではないのだと痛感させられます。本当にありがとうございます。

 

5月

平成から令和に変わりましたね。GW10連休でしたね。

北陸を旅行してたんですけどすっごい人多くて昼ご飯難民になったことが色濃いです。以上。(笑)

 

6月

6月は所属してるハビタットの合宿があったなあって。20人?30人?を超える人数を連れていくことになるとは思ってなかったです。

3回生1人で不安でした。が頼もしい2回生ありがとう。楽しかった。

 

そして完全なる中だるみ、そして留学まであと3か月という不安。

何すればいいのかわからなかったです。とりあえず最低限必要なVISAとか航空券とかのことは調べたりしてたけれども。

予防接種ですらあんまり動けてなかった。これについては本当にマダガスカルとかハビタットのボランティアで今まで打ってきたワクチンに感謝。

 

****

なんか5月6月の情報量少なすぎた。(笑)

よく考えるとさ、私2019年の間にアフリカ2か国行ってるってすごくない!?

マダガスカルルワンダ。両方とも留学で。

 

上半期を見るだけでもいかに私が人や仲間に恵まれていたんだ、と思わされます。

ただの内輪日記みたいになりましたがこんなかんじです。

そのうちすぐ下半期もアップすると思います。

では!

 

 

 

 

 

というかお前は誰なんだ / Alright, then, WHO ARE YOU?

(English sub is added on 4th December, 2020)

Muraho!

そろそろちゃんとブログの更新頻度を元に戻そうと思っています。(笑)

留学中にしたことをシンプルにまとめることが最近は多かった気がするので久しぶりに違うテイストです。

Lately I am thinking to write blog frequently as well as before.

These days, I think I shared what I just did, in Huye, Rwanda. So today in this blog, I am going to share views, and how I am feeling now through my life.

 

*****

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ルワンダに来てもうすぐで3か月。

ご存じ、「留学」をしに私はルワンダに来ています。

留学、といえば世界を知る、異文化を知るというイメージを持っている人が多いと思います。間違いない。

It has been three months since I arrived in Rwanda. You know, I am here for study. 

To study abroad, maybe many people have an image that we learn about the different culture, the whole world by that. Yes, exactly. 

 

留学先の大学ではルワンダに限らずたくさんのアフリカの国から来ている友達が居ます。ブルンジウガンダコンゴ南スーダン、ナイジェリアなどなど。

異国の地で多文化に囲まれて生活しています。

Not only Rwandan, but Burundian, Ugandan, Congolese, South Sudanese, Nigerian etc... I am surrounded by many friends coming from many other countries.

 

宗教も違います。

ここルワンダにおいてはクリスチャンが多数を占めています。ムスリムの人もいます。

他の国からの留学生もクリスチャンであることが多いです。(宗派は勿論それぞれ)

We belive in different religion. Majority of the people here in Rwanda is Christian, and there are also Muslims. A lot of my friends are also Christian, (There are Muslim too!). 

 

そんな感じの環境にアジア人、日本人がいるということで友達から日本のことなどについてよく聞かれます。そして宗教のことも。

Well, so, I am in that kind of environment, as an Asisan and a Japanese. I am asked about many things, such as about Japan, and the religion. 

 

さて、日本人のあなたに一つ質問したいと思います。(不躾な質問でごめんなさい)

Sorry for being a bit rude to ask, but I would like to ask one thing, Japanese reader of this blog! 

 

あなたの宗教は何ですか?何を信じていますか?

What is your religion? What do you believe? 

 

それぞれあると思います、が、日本人だと「無宗教」と答える人も多いと思います。ちなみに留学生の友達に聞かれるとき私は神道と仏教のMIXみたいな感じかな?と答えています。が、私も仏教のこと、神道のこと、あまり深くは知りません。たぶん私も無宗教、であるような気もしなくもない。

お正月には神社とお寺両方に行くし、クリスマスはお祝いする(日本式にね)。お葬式はたぶんお坊さんを呼ぶ。

Well, I am pretty sure that this is depending on the person definetly. But maybe in outside Japan, Japanese people responds like "We don't have any religion". I think many of the Japanese are like that. Well, for me, many times I reply, by saying I am a kind of the mix of Shintoist and Buddhist. HOWEVER, I don't have much knowledge about both Shintoism and Busshism. Maybe, I am not believing in any. For new years, I vist Buddhist temple and Shintoist shrine, I celebrate Christmas (well, in Japanese particular way). And probably, I will have my funeral at Buddhist temple with Buddist monk.

 

最近、自分自身が誰であるのか?と考えさせられる日々です。

そして、授業ではよくディスカッションや意見を発表する機会が与えられます。

考えのベースとなっているものとは色々あるけれど、一つには自分の考えってそれまで経験してきたことや、自分自身が何を信じるか、自分が受けてきた教育、自分自身がこれまで生きてきた環境、周りの人間etc...

言葉を紡げば紡ぐほど、最近はいかに自分自身が自分自身を知らなかったんだということに気づかされています。

These days, I am always questioning myself, who I am? And in the classroom, I am given many chances to do discussion and share the ideas. I know that there are many things which is based on how I think. But as I say things, I start to question about myself, and I realized that I didn't know much about me myself.

 

そういう深いところと。

In addition to that point,

 

あとはシンプルに自分の国のことも全然知らないなあと。

義務教育、高校で日本史を勉強したし、そもそも自分自身は帰国子女とかでもなく日本でずっと暮らしてきた身です。両親も日本人です。小学校から大学まで公立の学校です。長期留学の経験も今までありません。でもそれでも自分は日本のことを本当に何も知らないなあと思います。

simply, I really don't know much about my own country, Japan, I studied Japanese history, I spent almost whole of my life in Japan. My parents, and relatives are from Japan (as far as I know), I studied in public elementary school, public JHS, public HS and public university. Though I am spending such long time in Japan and I identify myself as Japanese, I REALLY DO NOT KNOW ABOUT JAPAN. 

 

留学先での授業でいつも驚いています。意見をシェアするときとかに他のアフリカ各国出身の友達は本当によく自分たちの国のことを知っています。

ブルンジでは~」「コンゴでは~」

果たして日本の大学生はこんなにも自分の国のことを知っているのだろうか。

自分の国の歴史、政治、文化…

私は「日本はどうなの?」と聞かれて「ごめんね、わかんない」と答えたことがあったように思います。

Always I am impressed to see and hear my friends in Rwanda, they know about their countries so well. "In Burundi" "In DRC" ..etc

Are university students in Japan like them? Do they know about their own country much?

About the history of Japan, politics, culture... 

I remember sometimes I said "Sorry I am not sure about it." when I was asked about Japan's thing.

 

グローバル化、国際化、ボーダレス化

Globalization, Internationalization, Borderless

 

が叫ばれ、海外留学もだんだん当たり前のこととして社会に浸透しつつあって外に目が向くのは当然だと思います。是非外を見る目を大切にしてほしいし、自分自身も大切にしたいと思う。けれど、それと同じくらい自分自身のこと、自分のバックグラウンドのことを学ぶこと知ることがどれだけ大切なんだ、と。

Curretly the society is starting to focus on those things above, and to study abroad are becoming much more common for us than before. It is no wonder that we rather look outside, not inside matter. I think we should cherish these mindset to care about things happening outside of their own countries. I, myself, would like to maintain that kind of mindset. But at the same time , it is also very important for us to learn deeply about our background.

 

*****

大好きな大学の先輩は日本で忙しくしていた私にこう言いました。

My senior at the university said that to me, who were so much busy at that time:

 

「休学って自分自身を振り返ってゆっくり考えるいい機会やからゆっくり楽しんでね!」

To take one year off from the university and study abroad is a good opportunity for you to reflect back about yourself. So please enjoy your one year there!

 

この言葉、本当にそうだなって思います。

勿論留学で得る学問としての学びもあるけども。

それとはまた別に新たな気付きを日々得ています。

Yes, exactly. Of course, I am learning from the courses, but also i am gaining knowledge from the dail lives in Rwanda, by having interactions with friends.

 

一年後果たして自分はどんな自分になっているのでしょうか。

楽しみです。とっても。

それではそれではまた次のブログで。Bye!

I wonder how I will be after this year! I am so excited to know about it.

Well, see you later!

最近行った旅行まとめ ②

Muraho!

続編です。Kibuye編。

もう前置きめんどいんで本編入ります。

Allons-y!

 

③ Kibuye

ニャマタ教会に行った次の日にはコンゴ民主共和国との国境にあるキブイエという街に行ってきました。キブ湖という湖のある街です。

 

フイエからはVolcanoかHorizonのバスに乗り

ムハンガという街まで行き、そこからバスを乗り継ぎキブイエ(カロンギ)まで向かいます。

 

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ムハンガでお昼休憩。

New Lifeレストランっていうレストランでルワンダスタイルのビュッフェ。これが結構おいしかった。

 

が、この店の看板にはハンバーガーがかいてあったのにも関わらずハンバーガーは置いていないという。

 

こちら盛り放題で1200ルワンダフラン、120円です。

 

その後、そこからバスに揺られてキブイエへ。

過酷of過酷。

景色のあまり変わらない山道を荒めの運転でいくもんだから本当に酔う…

3時間ぐらい乗ってキブイエに着きました。

 

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言葉を失いました。

というか、ここは本当にルワンダか?と。

いやまあルワンダの他の地域も丘がありきれいな景色は見えるんだけれども

レべチってやつですね。

 

あ、そうだ、ちなみに、今回はニャマタ教会に一緒に行った日本人留学生の友達と一緒に行きました。

宿にチェックインした後街をふらふらとしました。

 

面白かったのがマーケット!

なんか建物が迷路みたいでした。

 

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こんな感じ。

キテンゲはフイエやニャンザの方が多かったけど。

で、いい匂いがしたからという理由だけで街の中にあるレストランにふらっとはいりました。

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豚肉のガーリックソース添えとサンバザ(ルワンダで食べれるワカサギみたいな魚)とフライドポテトのプレート。

ルワンダ内陸国でなかなかお魚を食べる機会がなく、まあこの魚も湖の魚だと思うんですけど、最強においしかった…!

 

のに、ルワンダ第二の都市フイエよりもお安い。素敵。

 

帰ってきた後はホテルのバーでデザート。お高かったけどおいしかった。

友達はフルーツサラダを食べて、私はパンケーキを食べました。

 

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いやクレープやんけ!

 

という突っ込みありがとうございます。あ、ちゃんとメニューには

「パンケーキ(クレープ)」

って書いてました。ちなみにパンケーキってフライパンで作るケーキのこと全般を指すらしく、私たちがイメージしてるパンケーキはパンケーキでありホットケーキ。おなじくフライパンでつくれるクレープはクレープでありパンケーキである、らしい。

うん。いらない豆知識。(笑)

 

夜は修学旅行みたいに恋話とかいろーんな話をして就寝。

 

次の日の朝。朝食がホント豪華でした。

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パンとか果物とかシリアルとかのビュッフェになっていて、そこに一品メインとしてオムレツがついてきたんです。

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これはチーズオムレツ。ほんっっっとうにおいしかった。

ご飯食べるところも湖に面してるからレイクビュー。最高だったね。

 

ちなみに、このホテルですが個室ツインで2日前予約で無料で朝ご飯もついて一人15ドル。ドミトリーの部屋だともっと安いはず。興味ある人はHotel Saint Jeanで検索してみてネ!

 

 チェックアウトしてからは街をぶらぶらして、湖の近くまで行ってみたりしてそのあとはバスに乗りまた長旅。

長時間移動は疲れたけど、それも含めていい疲れ、いいリフレッシュ、いい旅でした。

 

てことでルワンダ国内旅編はおしまい。

À bientot!

 

最近行った旅行まとめ ①

Muraho!

ほんっとーサボり癖よくない。

書きたいことはいっぱいあるのに書いていませんでした。(笑)

 

2週間ほど授業のない期間があったので、いろいろなところに旅行してきました。

①Nyanza王宮博物館編 

②ニャマタ教会

③Kibuye編

本日はこの三本でお送りします♡

 

①Nyanza王宮博物館

もう2週間ぐらい前のことですが。

私が住んでいるフイエからバスでおよそ40分くらい行ったところにあるNyanzaという街の博物館に行ってきました。フイエからだとVolcanoかHorizonバスに乗ってね。

 

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まずは腹ごしらえ。HAJIという美味しいレストランでウブガリとブロシェットをいただきました。お腹いっぱい。ここでVOLCANOのバスの人と仲良くなります。でも名前忘れた。

 

そこからNyanzaのマーケットを通って目的地、王宮博物館へ。なんと。

 

1時間半

 

は歩いた気がします。脚が棒になりました。

この日ほど自分が中高の部活や運動や自転車通学で脚を鍛えておいてよかったと思った日はありません。(笑)

博物館のクオリティはなかなかすごかったです。

 

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1932年?だったっけな、に建てられた新しい王宮と、本当に昔からある王宮が展示されてある博物館でした。

 

なんと、古い方の博物館はもともと別の場所にあったらしいですが移動してきたそうです。観光のために。すごい。

新しい方の王宮に関しては写真撮影が不可だったので撮っていませんがもう一つの方は撮れたので少しお見せします。

 

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王様が住んでいた場所なのですが、用があるときetc...は女性は確か右側で男性は左側から入る決まりだったそうです。

 

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こういうでっかい牛もいました。

牛使いみたいなひとがいて、歌いながら牛をしつけていました。攻撃的にならないように、だそうです。

 

ざっくりとしていますがこんな感じ。

ちなみに、新しい方の王宮の博物館を見ている時にガイドさんが時々「ここにはこういうものがあったんだけどジェノサイドの時に持っていかれちゃった」って。なんかそれを聞いたときクメールルージュ政権下カンボジアアンコールワットの一部が破壊されていたことを思い出しました。確か金が隠されていると考えて、だったはず。うろ覚えだけれども。

 

争いというものは、大切な何にも変えがたい人の命を奪うと共に、同じように大切で後世に残していきたいような貴重な文化や歴史というものも失わせてしまうんだな、って思いました。

 

② ニャマタ教会

これが波乱の旅だった。(楽しかった)

ネット情報にはニャマタ教会に行くには

1:キガリ(首都、3時間ぐらいかかる)を経由

2:ニャンザを経由

とありました。

 

ニャンザは1時間弱で行けてしまうのでニャンザ経由で。

 

と思いきや。

 

**************

〜Nyanzaのバス停で〜

私達「ニャマタ教会ってどのバス乗ればいい?」

バスの人「とりあえずキガリ行って」

**************

 

ルワンダにはまさかのニャンザが2つあったんです…!!!衝撃。

結局キガリまで出てバスを乗り継ぎ乗り継ぎ到着しました。

 

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こーんなおっきいサモサが売ってました。

ゆで卵ふたつにお肉。500ルワンダフラン。

50円。ニャンザのバス停にて。これ帰りやけど。

 

ニャンザからニャマタまでの道のりは結構険しくバスの窓の隙間から砂がめちゃくちゃ入ってきてスマホが汚れて髪の毛がパッサパサになりました。(笑)

 

さて、前置きはいいんですこんなんで。

ニャマタ教会について。

実はニャマタ教会では写真を一枚も撮っていません。というより撮る気にもなれなかった。

 

ニャマタ教会って、一般的な大聖堂とかを観光するとか言うものじゃなくって。ジェノサイドのメモリアルとなっている場所です。

 

この教会では一晩で1万人を超える人たちが命を落としたそうです。

神に祈りを捧げる場所で。安全を求め逃げてきた場所で。

 

教会の中には亡くなった方々の服や持ち物が展示されてありました。

屋根には無数の銃弾の跡がありました。

地下には亡くなった方々の遺骨がありました。

そして亡くなった方々がそこで眠られていました。

 

案内してくれた方に「この階段を降りると亡くなられた方々の棺があるけどどうする?怖いなら行かなくてもいいし。」

って言われて。

 

一瞬すごく迷いました。

「怖い」「自分なんかが行ってもいいのか」

という気持ちと

「行ってみたい」

という気持ちと。

 

結局私達は階段を降りました。

ひんやりとした空気の中で花を添えられた棺が並べられていました。

1994年。25年前、確かにそこではたくさんの人の命が失われた。

 

私にはただただ天国で安らかに眠られていることを祈るしかできなかった。

 

このジェノサイドに限らず。「被害者」と大きくくくられることが多いけれどそこにはそれぞれの人生があり生活があった。

棺を前にひとりひとりの命に想いを馳せると涙が溢れでてきました。

 

そのあとはまたバスでの長旅。

バスに揺られながらゆっくりゆっくりみたものを自分の中に落とし込んでみて。言語化なんてできずに。

そして「平和な世界のため」に何ができる?なんて思い浮かぶわけもなく。

 

ただ。

 

自分自身はこうありたい、と。

多様性が認められつつも不寛容が渦巻いている今の社会において、少なくとも自分自身は他者に対するリスペクトを大切にしていきたい、と。そういうことをふと感じされられました。

 

そんな旅。

 

******

えっとですね、なんやかんや書いてたら文字数がえげつなくなってきたので一旦ここで切ってキブイエ編は次回に回そうかと思います。(笑)

ということでではでは。

まあ大学生1人でできることってたかが知れてるんやけども

Muraho!

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最近過食気味が止まらず日本に帰るころにはぶくぶくになってるのを恐れてる桂川です。今日も1人で2人前食べました。やばい。

 

最近、日曜日ですね、私の留学先の大学での部活的な活動に参加しました。

PIASS Peace Clubです。

 

今回のジェネラルアセンブリー(以下GA;総会のコト)は割と新入生歓迎会的な要素がありました。メンバー登録フォームに記入したり、団体紹介・活動紹介があったり、この9月にメンバーが行ってきたブルンジでのスタディーツアーの報告があったり、会計報告があったりしました。

 

13:30スタートのところ私と友達は13:30すぎに大学につきました。別の友達に大学の行き道でばったり会って

 

「君たちはJapanese Timeなんじゃないのかい? 笑」

「うん、でも今日はAfrican Timeの気分なの…笑」

 

って会話をしました。

なんか最近日本人としての誇り、5分前行動を忘れがちな気がします。

いや、授業に関してはちゃんと5分前~ちょうどで動いていますが。

 

で、遅刻する~と思いながら教室に入るとまだまだ皆きてなかった。

そしてまだ始まる様子もなかった。笑

30分の遅れでGAがスタートしました。

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そこからは割と順調に進んでいきました。

先に述べた感じのことを聞いたり、って感じです。

私が覚えている限りでは、平和教育活動の一環として高校で活動したり、去年はトイレを建設したりしたらしい。それと、4月末にあるルワンダのジェノサイドの追悼期間に活動したり…。あんまり細かいことはわからないけどこんな感じのことをしているみたいです。

 

全部が終わった後にはジュースとお菓子も用意されてた~やったあ(/・ω・)/

 

やでも本当にこのGAを見てると自分の大学での活動を思い出しました。

知らない人のために説明すると、私の所属している団体は

KOBE Gaidai Habitatといいまして、認定NPO法人 Habitat for Humanity Japanの学生支部のうちの1つです。雨漏りなどのいわゆる不適切な住環境で暮らしている人のために年に1回(当支部においては)東南アジアの国にチームを派遣し、住居建築のお手伝いを行っています。

 

私はこの団体で1年足らずの期間代表をしていました。

そして2017年の春にはカンボジアに家建築ボランティアをしに行ってました。

ハビタットは全国に学生支部がありまして、確か今で44支部あったんじゃないかと思います。家建築ボランティアに行った仲間からよく聞くこと、それが

 

「最初は相手のために、困っている人のために自分が何かしたい!って思ってたけど、自分の力のなさにも気づかされた。」

 

現地語もわかるわけではない。自分自身は建築のプロフェッショナルではない。

そして家一軒建ったところでその国の問題が、貧困が解決されたわけでもない。

家建築ボランティアに行った仲間でこう感じた人は割と多かったように感じます。

 

まあ確かにそうなんだよ。

大学生1人ができることなんて正直たかが知れてるんだよ。

ただ。

 

私はそんな1つ1つのことでも大切にしていきたいな、と思います。

家建てるお手伝いを通して、もそう。

平和な暴力のないコミュニティー、社会を作り上げるための小さな小さな活動だってそう。まあよく言われることですが、小さなことでも継続すれば、積み重なれば確実にそれには意味があるし社会を変える力になるのではないかと思います。逆も然りだけど。

 

「ひとりひとりの力は微力でも、無力ではない」

 

この言葉、認定NPO法人テラ・ルネッサンスさんの理事の鬼丸昌也さんがおっしゃっていた言葉です。私が高校生でカンボジアに滞在したときに聞いた言葉です。

鬼丸さん本人からではなく、テラルネさんのカンボジアに駐在されている職員さんから聞いたのですが。

 

私はこの言葉をとても大切にしたいと思いました。

確かに社会変革においては政策などが大きなインパクトを持っているのは間違いないと思います。ただ小さな小さな活動も、日々の生活を少し変えてみることにも意味はあると思います。微力を大切に大切にしながら前を向いて進むことがいずれは大きな結果に繋がるんじゃないかなって、感じました。

 

この留学中に平和な社会を、暴力のない社会を、リスペクトで覆われた社会を目指すために色々と活動できればな、って。そう思った日曜日でした。

 

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まあとにかく楽しかった!!

Thank you veeeeery much, Merci beaucoup! Murakoze cyane♡

この世界の共通言語は英語じゃなくて

笑顔

 

とは思うんやけどさ。

 

***

Muraho!

ビバ金曜日!授業内プレゼンテーションも終わりほっと一息ついています。

 

最近は日々仲良しな人が増えて時間があると英語やフランス語で友達と話したり人によっては議論したりしています。たまにルワンダ語を教えてもらったり。スワヒリ語教えてもらったり。Yego! Sawa!

 

数週間前たまたま帰り道が同じだった友達グローリーと「語学」「外国語を習得すること」について話しました。炎天下で長時間。( 笑 )

彼はコンゴ民主共和国の出身なのですが、彼は母国語に加えフランス語(コンゴ公用語)と英語ができて、スペイン語かじってて韓国語もちょっとならわかるそうです。すごい。

 

なんか彼曰く、どこかの国に行って行った先で自分の言葉を喋ってくれている人がいればなんか嬉しいじゃん?とのこと(私の理解があっていれば)

 

ここに来てやっぱり言語の大切さを身に染みて感じています。こんなに長期間日本語が通じない場所に滞在したことは初めてだし。

まあ確かに言語を通さずして作られる絆はあると思います。

 

高校生の時に私はカンボジアに行きました。

首都のプノンペンアンコールワットのあるシェムリアップだと英語が通じるし、日本語とか中国語とか韓国語とかを話す人さえいます。

 

1週間の短いスタディツアーでしたが、その中で首都やアンコールワットも行きつつ、バッタンバンという都市にも訪ねました。タイ国境に近い、ロカブッス村という場所に行って村の方々と交流をしました。

その村では外国語を話す人は多くありません。

当然日本語は通じなかったです。

 

お互い身振り手振りでコミュニケーションをとり、少し勉強した簡単なクメール語を使ったりしました。オークン!(ありがとう)とかね。

そこで出会った子ども達と遊んだり、その子どもと一緒に撮ったチェキを今でも大事にしてくれていたり。 

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絆はそこに確かにあるのだと思います。

 

ただ。

 

だからといって外国語を習得することに意味がないわけでは全くないと思います。

出◯イングリッシュが流行り出した頃に「あれで行けるなら英語の勉強しなくていいやん!」って声をよく聞いた気がします。

 

やまあ身振りやら手振りやらGoogle翻訳やら愛嬌でどうにか出来るのは短期間の旅行だからだと思います。これは現地語もそうだけど、英語に関しても。

 

当然留学だと目的の一部には語学上達があることも多いし、ビジネスするには意思や要求を伝えられなければ話にならない。長期間住むならVISAとか含めて生活に必要なことを自分でしないといけない。日本語の通じない環境で。

込み入った話をするのも、議論をするのも結局言葉が必要です。

 

深く人と繋がろうと思ったり、何かしようと思っているならおのずと言語は必要となってくると思います。

言葉はたかがツール、されどツール。

 

英語以外の言語を母語とする国にいるからこそなんか余計にそんな気がしてくるなって。

暑い日に30分近くグローリーと話してちょっと思った、そんなことでした。

こっちでの授業の何が大変ってさ

Muraho!

 

ちゃんと毎日投稿に戻ってきました。桂川、睦美、マダガスカルです。

とはいうもののまだ二日連続やけど。(笑)

 

ここ3週間は月曜日を除いた毎日授業があります。ひゃー!

最初の一週間は朝と午後、残りの二週間は朝だけ。

私の友達は朝八時半からはじまって夜の九時に終わるスーパーハードな子もいます。

よくサバイブしてると思う。すごい。

 

以前の投稿でもお伝えしたとおり、ここルワンダ、ピアス大学での講義スタイルは日本でいうところの集中講義とか特別講義スタイルです。

https://mutsumik.hatenablog.com/entry/2019/10/21/042208

(是非参照ください)

 

特定の日数で連続して同じ授業を受け続けます。個人的にこれはわりと授業の内容を続けで勉強できるから集中ももつしわりとすき。

 

が。

 

やっぱりここの授業は日本のぬるま湯で生きていた(そうじゃない厳しい授業ももちろんあるよ!!)私にとっては結構大変です。

大まかにわけて3つあります。1つずつ紹介していきましょう(^^)

 

その一 一授業あたり三時間

もちろん大学とか専攻によっては日本でも授業時間がすごく長かったりするのかもしれませんが、日本の大学は基本的に一時間半一コマですよね。

高校を卒業して大学入ってすぐのころの私は五十分授業に慣れていたのもあって九十分でもなかなかきつかったおぼえがあります。

 

が!!!!!!ここではその三倍!

 

だいたい時間の真ん中ぐらいに十五分とか二十分程度の休み時間がもらえますが…

それでも三時間ずっと同じ内容、結構大変。

挙句、日本の大学の授業よりもディスカッションやらアクティビティやらあるからあんまり寝てられない。

不思議と寝不足の日でも三時間起きていられますが、なかなか大変だなあって思います。

 

その二 突然のグループワークからのプレゼンそして長大なレポート

そんな三時間の授業ですがただ聞いて、ただディスカッションに参加していればいいわけではありません。

毎日が迫りくる課題との戦いです。

 

ある日は合計五十ページを超える英文リーディング(お堅い論文)を渡されたり、ある日は二日後にプレゼンするから準備してねと言われたり、ある日はワード四ページ分のレポート(当然英語)を一週間以内に書いて来いと言われたり。(およそ二千ワード)

 

なんか、なあなあに課題をこなして(でも自分はたぶん割とちゃんとやってた方だと思う)バイトしてサークルして遊んでた毎日が懐かしい。

 

まあ正直こっちの学生も膨大なリーディングを全員が全部読んでるかっていうとそうでもないっぽいけど。それでもみんなちゃんとディスカッションに参加できるのがすごいなって思う。

 

ちなみに私は今週末プレゼンがあります。ううう

 

その三 英語圏留学ではないということ

ここルワンダ、英語通じます。結構な割合の人が英語話せます。

ピアス大学の授業での使用言語も英語です。

 

ただ、アメリカやイギリスみたいに英語が第一言語である国に留学するのとはやっぱりわけが違うなと思いました。

 

私は一度だけイギリス出身の先生に教えてもらいましたが、それ以外は全員非英語圏出身の先生でした。

勿論一緒に学んでるクラスメイトの第一言語も英語ではありません。

 

日本、ルワンダコンゴマラウイブルンジ、ペルー、南スーダンウガンダ、などなど。ざっと思いつくだけでクラスメイトの出身国、こんな感じです。

英語の授業とかで英語を第一言語としている人の英語に慣れている私にとってはなかなか大変でした。まあ、案外すぐ慣れたんだけど。

 

でも、だからこそなのか英語があくまでツールであることを実感させられました。

なんかかっこよく聞こえるフレーズとかむずかしいフレーズを試すんじゃなくて、いかに相手に伝わる話し方で話すか。大切だなと思うと共に大変だなあと思いました。

向こうが当たり前に知ってるだろうと思って使う単語を私が理解せず、またその逆もしかり。

 

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留学生活、正直楽しいことばっかじゃないです、

きついことも頑張らなきゃならないこともたくさんあります。

きっとこの「異文化の中で頑張る」っていう経験は私を少しずつオトナにしていってくれてるな、ってちょっと思う日々です。