私はまだ世界を知らなさすぎる

神戸の女子大生がとにかくなんかいろいろやってみるお話。

この国でマイノリティとして生きること

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ルワンダ時間 10月30日 8時なうです。

1ヶ月前の今日、私はこの国に降り立ちました。まあ細かいこと言うとこの時間はまだドーハから経由地エンデべ(ウガンダ)の飛行機に乗ってる時間だけど。

 

ここに来て1ヶ月経ったんでちょっと色々まとめてみようと思います。

 

とりあえず私は今元気です。体調不良なんてまったくもって起きていません。ご飯もめっちゃ合うし、ルワンダの気候は本当に過ごしやすい。アフリカってみんな常に暑いとか思ってると思うけどルワンダ、寒い。いや平均的には「涼しい」んやけど夜とかほんと寒い。日本の9月下旬から10月中旬あたりの気候かな?

 

授業は一歩進んで一歩下がってって感じの毎日。「今日自分いけたやん!!」って日もあれば「なんや自分今日ダメダメやん」って日もある。日々奮闘しております。あでもねイギリス英語、ドイツ訛り、アフリカ訛り、ラテン訛り、日本語訛り、色んな英語に耳が慣れてきました。世界よ、というか日本よ。英語を話すことに正解なんてないぞ。色んな英語があるんやで。言語はあくまでツールだからね。

 

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「ムズング!!」

この国(アフリカ)で主に小さい子が私を見かけた時によく言ってくる言葉です。

ちなみに意味は白人。

 

いやお前は日本人の両親を持つ肌の黄色い日本人じゃないか、と。思った人もいるかもですが。そう呼ばれます。そうです。ここ、アフリカ、ルワンダにおいては当然日本人、アジア人である私はマイノリティです。当たり前だよね。

 

驚くほどにアジア系見ないんだよね。JICAの隊員さんとかがいらっしゃったり、中国人、韓国人がちらほらいたりいなかったり。そういえばマダガスカルにいた時もあんまり見た記憶がない。首都まで行けばもうちょっと居るかもだけど。地理的な問題なのかな?ヨーロッパ系と思われる人の方がややアジア系より多い印象。

 

平たい顔で明るめのトーンの肌で(まあ私は日本人にしては濃い顔と濃い肌色だけど)、ルワンダの町を歩いていると当然目立ちます。

それでやっぱり注目を浴びることも多く、「なんだかなぁ〜」って思うこともありました。きっとこれって日本に来ている外国人も同じだよね。特に日本はやっぱりまだまだいわゆる文化を異にする人達が一緒にいると言うことが自然なことみたいな感じではないと思うから尚更。(まあそれでも最近はどんどんその面において進んできてるとは思うけど)

 

ただ、それ以上にルワンダの人達のあたたかさに触れている毎日でもあります。ルワンダ人、だけでなく他の国からルワンダに留学に来てるクラスメイトも含めて。

 

あと嬉しいこともたくさんあるんです。なにより嬉しいのがみんなすぐ名前を覚えてくれること。日本にいても初見で私の名前(桂川睦美)をちゃんと不安なく読んでくれる人は多いわけではないです。音が全然違う海外においてはもっとそう。ミツミだのムツマだの呼ばれます。が、この名前のおかげなのかよくわかんないけどほぼみんな一発で名前を覚えてくれて(よく間違えてるけど)呼んでくれて。やっぱり名前覚えてくれるのって嬉しいね。

 

よく考えれば留学期間もあと10ヶ月しかないことに気づいて、ルワンダの生活にも慣れてきたしそろそろエンジンかける時が来たのかなと思います。がんばります。っしゃ!!!